いずみ会は、旧都立大泉中学校・都立大泉高等学校の卒業生で構成される同窓会組織です

いずみ会

サイトトップ > 人材バンク活動 
1214098

去る218日に附属中学Ⅲ年生を対象とした「職業講話」が開催されたことは既に報告をしております。

紹介が遅れましたが、各講師の方々の講演の内容、講演を行っての感想と受講生の感想文を紹介します。

 

第四講は、大手銀行からIT・教育支援企業に転進され、企業経営に携われた経験をお持ちの高見和彦さんです。企業内での豊富な経験・体験を基に職業選択、社会人としての生き方について講演をしていただきました。


 高校17期 高見和彦さん
    「総合職という仕事」~会社の柱としての役割~

 
 

職業講話の講師をというお話しをいただいたときは、大学卒業以来50数年間続けてきた、そして現在まで続けている会社員としての経験をそのままお話ししよう、と考えていました。

しかし、他の講師の方々の経歴を拝見したところ、専門的なお仕事をされている方ばかりでしたので、私個人の経験をお話しするだけでは一般的なサラリーマンのことを知ってもらうには不十分ではないかと思うようになりました。

そこで、中学進路キャリアご担当の矢田先生とのメールでの打ち合わせのとき、タイトルを「総合職という仕事~会社の柱としての役割~」とさせていただくことになり、多くの生徒さんが選択するであろう総合職にスポットを当ててお話しすることにしました。

お話しする筋立てとしては、日本の生産年齢人口、就業者数、そのなかでサラリーマンとおぼしき人の割合、職業の種類分けを知ってもらいながら、総合職とはどういう役割を担っているのか、その求められる資質、能力はなにか、という内容を私の職歴を交えながらお話しするというものにしました。

ところが、当日1コマ目の講話では、生徒の皆さんの様子を確認しながらお話しを進めていくと説明が長くなって思いのほか時間が経ってしまい、筋立てに沿ったお話しができませんでした。そこで2コマ目では修正をと臨んだのですが、これも不十分な結果に終わりました。二つのコマについて、講話の内容、質を同じレベルにすることがどん☆最初にホワイトカラーの話、次にホワイトカラーと総合職の関係、最後に総合職に就く一人の人間として社会に出た時に大切なこと、という3部構成が論理的であり、とても有意義な時間を過ごせました。なに難しいことか。改めて学校の先生方が百戦錬磨のご経験があるとはいえ、日々の授業で水準の高いご指導をされていることに感銘した次第です。

生徒の皆さんには「社会人として知力はもちろん大事、でも挨拶と笑顔がとっても大切」と強調して締めの言葉としました。私の力不足で、後輩の皆さんには社会人として大きく成長して欲しいという思いを十分伝えられなかったかもしれませんが、少なくとも私自身にとっては得がたい経験をさせていただいた貴重な1日でした。ありがとうございました。

(追記)

生徒さんたちはよく話を聞いていてくれたと、当日、感じていましたが、話の内容についてもしっかり把握していてくれていたことが、ワークシートから伝わってきました。

感想文にしても、メモ欄の書き方にしても、よくまとまっている生徒さんが多くて感心

しました。

後輩の皆さんが高いレベルにあることを実感し、大変嬉しく思った次第です。

このような場をいただいて本当にありがとうございました。

 

受講生の感想文(講師へのお礼の言葉は省略させていただいています)

☆社会に出て、最も大切なことは挨拶と笑顔で、挨拶で第一印象がほぼ決まることを学んだ。国語力・コミュニケーション力を上げて、相手の気持ちを理解できるようになることが重要であることを学んだ。

☆総合職という言葉を聞いたこともなく想像もしていませんでしたが、総合職という人たちは日本の経済にとって大切で企業の柱だとわかりました。挨拶と笑顔を忘れないように社会に出ていきたいと思います。

☆先生自身の体験に基づいた話で、とても分かりやすかったです。今回の講話を聞いて社会に出ていく時のイメージが何となく理解できたと思います。

(注)上記の他にも、多くの受講生の感想が寄せられています。  

   下記PDFで紹介をさせていただきますのでご参照ください。
     受講生感想(高見講師).pdf

このページの先頭へ