いずみ会は、旧都立大泉中学校・都立大泉高等学校の卒業生で構成される同窓会組織です

いずみ会

サイトトップ > 人材バンク活動 
819327

高校24期高橋眞姫さん、会報65号でお願いした人材バンクに登録をいただき、早速ご寄稿をいただきました。

最近、コロナ禍で熱を帯びているペット飼育ですが、動物愛護、ペットとの共生をテーマに、貴重なご経験を執筆していただいています。

末尾には、高橋さんが取材を受けた記事も紹介されていますので、是非ご覧ください。

可愛い猫の写真が満載です!



 動物愛護推進員ってなに?

        髙橋眞姫 (高校24期)  東京都動物愛護推進員、NPO法人ゴールゼロ 理事


私は東京都の動物愛護推進員をしています。これは職業ではなくボランティアです。つまり無給です。
またNPO法人ゴールゼロという団体の理事をしています。
いずれも動物に関わる活動ですが、生まれた時から音楽と動物が好きだったので、音楽大学を卒業し、しばらく音楽系出版社に勤めた後、自由な時間ができてから動物関係の活動を始めたのは順当な流れだったのかもしれません。

行政の推薦で東京都の動物愛護推進員になってから、都知事が何人か変わりました。今までで一番強かったIDは石原都知事の名前が書いてあるもの、二番目は間を飛ばして現在の小池都知事の名前のものです(笑)

猫の乳飲児(ちのみご)が東京都の動物愛護相談センターに持ち込まれた場合(遺棄もしくは飼い主による殺処分依頼)、職員の中に獣医師が常駐しているとはいえ、センターの仕事をしながら3〜4時間おきに授乳するのは大変です。それで動物愛護推進員の中でミルクボランティア登録をしている者に「乳飲児収容されました」の連絡がきます。私も登録しているので、余裕があれば引き取りに行き、離乳するまで寝る間も惜しんでミルクを与えて育てます。その後自分の責任で新しい家族を探して譲渡します。
      

        

またその間にかかる医療費などには助成がなく、全てボランティアの負担です。しかしそれでも現在の都知事になってからは、子猫用の粉ミルク、離乳してからの離乳食、ペットシーツ、哺乳瓶などが支給されるようになりました。

猫は一回の出産で複数の子どもを産む場合が多いのですが、外で生まれた子たちは育たずに亡くなったり、カラスに食べられてしまう事も多いのが現状です。また自分の飼い猫に手術をせず、出入り自由にしている飼い主さんもおられ、正しい飼い方の啓蒙も必要です。

外で暮らす飼い主のいない猫については、繁殖して増えてしまわないように先手を打つしかありません。それを地域猫対策、と呼びます。捕獲して手術し、元いた場所に戻します。

その一連の流れをTNR+Mと呼んでいます。TTrap(捕獲)NNeuter(不妊手術)RReturn(元いたところに戻す)+MManage(手術後の地域猫の管理)です。手術の終わった猫は地域住民と行政とボランティアで見守り管理していくわけです。
日本の法律で猫は愛護動物と定められていますが、野良猫の起源は、前述した、未手術のまま出入り自由に暮らしているうちに、繁殖してしまった飼い猫と言われています。動物の幸、不幸は人間に握られているのです。

地域猫活動ばかりでなく、NPO法人ゴールゼロとして、子ども向けの動物教室も無料で行っています。現在はコロナ禍のため、休止中ですが、犬を連れて小学校や児童館などを回っています。
       

私も自分の愛犬、ルーシー(ゴールデンレトリバー)を連れて一緒に参加していました。またゴールゼロのメンバーには獣医さんが多く、動物の説明がわかりやすく面白いので子どもは夢中です。
動物教室の一番の目的は、動物と仲良くなってもらうこと、です。動物好きが増えれば、環境、食、災害時のペット同行避難などに理解が進み、まさにSDG’Sに繋がっていく、と考えています。

最近ではペットの多頭飼育崩壊や高齢者による飼育継続困難などの相談も多くなってきました。日頃から福祉関係者と保健所、高齢者相談センターなどが連絡を取り合い、横の連携を作って欲しいと思います。破綻してからいきなりボランティアに丸投げされるとボランティアも共倒れになりかねません。

日本はイギリスなどに比べて動物愛護が50年遅れている、などと言われていますが、最近ではようやく動物愛護の機運が高まってきました。

愛犬のルーシーは一昨年亡くなりましたが、私の人生を豊かにしてくれたこの子に恩返しをするつもりで、もう少し活動を続けたいと思っています。
           
 

私の猫が取材を受けた時の記事(フェリシモ猫部*)のURLをあげておきますのでよろしかったらご覧ください。

 

https://www.nekobu.com/blog/2021/08/post-2866.html

 

https://www.nekobu.com/blog/2021/09/post-2889.html

*フェリシモ猫部:通販サイト「フェリシモ」内の猫好きのブログサイト

フェリシモでは、売上金の一部を犬猫を救う基金として活用しています

詳細は、次記サイトを参照ください

フェリシモ猫部│フェリシモ (nekobu.com)


(事務局からのお願い)
いずみ会では、人材バンクへの登録、会報・ホームページへの投稿をお願いしています。
皆さんのご協力をおまちしています。
ご連絡、ご投稿はホームページ「いずみ会への連絡、お問合せ」ページから、もしくは、直接 次記アドレスまでお寄せください。 izumikai@v7.com

 

このページの先頭へ


2月10日に開催された中学3年生を対象とした職業講話、受講生からの感想文が届きましたので、講話内容、講師の感想文と共に紹介します。

また、当日の模様を文末に動画にて掲載していますので、是非ご覧ください。
           
遠藤真司 講師(高校26期)  早稲田大学教職大学院客員教授、開智国際大学教育学部准教授 

           
          

 教え子たちが中学生となり、よく相談を受けていた内容が「自分に自信がなく、友達がうらやましく見える」というものでした。多感な時期のこのような悩みは、大泉高校附属の中学生たちの中にもあるかも知れないという思いで話をしました。

壇上から見る彼らは、大変熱心に私の話に耳を傾けてくれていました。私の示す資料をもとに、自分の好きなこと、得意なことを、真剣になって見つめて直していたように思います。

ふり返ると、大泉高校に通っていた頃の私も、自分に自信が持てない時期がありました。勉強をする意味が見出せず、気力がわかなかったのです。ある時、このままではいけないと思い立ち、それから猛勉強を始め、大学に入ってからは、今度は自分の目指す職業観が幾たびか変わり、思い悩む日々の連続でした。何度も挫折を味わいながら、そこを乗り越えてきて、自分なりに夢を追い続けてきたことが人生そのものなのだと、今、しみじみ思います。

高校1年生の時に、英語の先生が「君たちは若くていいね。私もできたらまた高校生に戻ってやり直したいよ」こう話をされていたことを今でも覚えています。これから大泉高校の1年生となる彼らの笑顔を見て、若いエネルギーを感じ、私もまた、あの時の英語の先生と同じ気持ちになりました。私の話がきっかけで将来への夢を描けることができたらうれしいです。「夢を見るから人生は輝く」・・・講演会で語ったモーツアルトのこの言葉を、私もまた噛みしめています。

 受講生の感想文です。
 
学んだことと感想

★自分の良さをもっと自分自身が知るべきだと思った。人間は誰でも「8つの知能」を持っており、そこからやりたいことを見つけていく。「アレクサンダとぜんまいねずみ」のように他人を羨やましがらない。自分には自分の良さがある。自分で人生を輝かせられるかが重要という話から自分自身に少し自信のなかった私ですが自分の長所を見直したことで少し自信が持てました。夢を持って高校へ進みたい。

★自分には好きなことがたくさんあるのでこの先、職業の選択には迷いそうだと思った。今自分は特に植物が好きなので、その道に進みたいが、人生何があるかわからないので、楽しみ。

★将来何をしようかと考えることは意外と多かったが今回初めて自分で深く考えることができたので良い機会をいただきました。

★自分の得意なこと、好きなことを仕事にする道もあればしない道もある。自分がやりたいことを急いで見つけようとすることではなく、何らかのかかわりの中で見つかることもあるから焦る必要はないのだと思えた。

★私はどれも人並みかそれ以上できる代わりに特に秀でたものもなく、良く言えば「オールマイティ」言い方を変えると「らしさがない」。でも今日のお話を聞いて周りの人を意識せず、どれか一つを伸ばしていきたいと思いました。

★人の良いところやすごいところは気づきやすく、羨ましくなってしまうのはよくあると思うけれど必ず自分にも長所があって、ただそれに気づいていないだけかもしれないのだと感じた。「アレキサンダとぜんまいねずみ」のように自分に自信の持てる面白い本を読んでみたいと思った。

★努力家で部活に一生懸命で、特技を一つは持っているにもかかわらず、自分はダメだと思っている人もいる。いつでも笑顔の人が悩みを抱えていることもある。人それぞれなんだ。

★自分が全くできないと思っていることも、そのものの知能がないのではなく、人より少し弱いだけで自分の中には他の優れた知能があることが学べた。人には人の、自分には自分の良さがあるのだ。

★一つ一つのことに対してネガティブになってしまうことが多いので、将来どう生きていくか考えるためにも自分の良さややりたいことを見つけていきたい。

★いつも他の人と比べて自己嫌悪に陥ることがあったけれど、誰にでもよいところが必ずあるということを学べたので、自分は自分だと考えることができた。

★自分に自信がなく自分が嫌いになった人も全ての才能を持っていて、その中の得意なこと、好きなことを伸ばしていくことが大切。そして夢を持って前に進むことが人生を充実させたものにする。夢を持つことは大切であり、モーツアルトは「夢を見るから人生は輝く」という言葉を残している。

★人は誰でも、表面に現れる程度に個人差はあるものの「8つの知能」を持っている事を知った。苦手分野があったとしてもそれは大器晩成型であって努力をすれば必ず成果となってあらわれる。他人を羨ましがらず自分の良さに気づくことが大切だという言葉が印象に残った。

★他人に対して羨むよりも自分の良さを探して伸ばしていかせるように考えていきたい。夢を持ち、そこに向かって努力しようと思う。

★自分で決め、自分で人生を輝かせることができると学んだ。また、自分の良さを大事にしていくことが人生を明るくしていけることに繋がると学んだ。

★自分自身に満足しているという若者の割合が低い、ということは逆に言えば向上心が高いということに捉えられため、悪い面だけではないと思いました。また、「8つの知能」の中に必ず秀でているものがあるのですか?


当日の会場の模様は、以下を参照ください。

http://www.youtube.com/watch?v=ZH8gevvGiGo&feature=youtu.be

今年度は新型コロナの影響で規模を縮小しての職業講話開催となりましたが、来年度は従来通りの開催を予定しています。
会員各位のご協力をお願いします。

このページの先頭へ


2月10日に開催された、中学3年生を対象とした職業講話、受講生からの感想文が届きましたので、講話内容、講師の感想文と共に紹介します。

また、当日の模様を文末に動画にて掲載していますので、是非ご覧ください。


 小川晶 講師(高校44期) 植草学園大学 発達教育学部 准教授
  
  

 高校生の頃の自分を振り返ると、選択肢がたくさんある高校生でした。
自分のなかの認
識に苦しんだり、他者を羨んで真似てみたり、若さゆえの迷いや不安をしっかりと経験したと思います。人がどう行動選択するのかを知りたくなり、あかちゃんと家庭へ視点が向かいました。誰もが最初は0歳です。大人がどうかかわれば、その子は様々な危機にも立ち上がり、他者を思いやり、その人らしく幸せに豊かに安定して一生を終えられるのか。今回はその少しを中学生の皆さんにお話しする機会をいただきました。

 

 「一生もの」は、見えないし、自覚もないし、点数化することもできません。しかし、その人の行動選択に方向付けをして顔を出します。自分を苦しめるような「一生もの」には少しの修正が、自分にチャンスをくれて下支えする「一生もの」には、感謝が必要です。それを獲得させてくれたのは、身近にいる大人です。

 「保育」は乳幼児の世話をしたり一緒に遊んだりする営みではなく、その子が30になっても40歳になっても、健康で個性を生かした就労をして内なる自信家(自慢屋ではなく)であるために必要な「一生もの」を育てる営みです。興味のある方はぜひ学んでみてください。

受講生からの感想文です。

 学んだ事・感想

★乳幼児期はその後の人生への影響が大きいので教育、食育、意識の教育等たくさんのことを大人は考え、教え、見守るべきだと感じた。

★子どもたちにとっての教育は遊びそのものであること。0歳~5歳の想像力は大人よりもすごいものがある。親・先生は大変だし、すごい。

★その人の「普通」の大半は乳幼児期の家庭や、環境の影響が大きい。子どもと接するときにその発言が子どもにどう影響するか考えるべき。価値観や考え方を押し付けるのは良くないと思ってはいたが、具体的に言われると全然わかっていなかったと感じ、印象に残った。

★良いおもちゃというのは、子どもたちの創造の幅を狭めないものというのが分かった。そして保護者は子どもと接するにあたって子どもが作ったものに対して「これは○○だね」というのではなく、「これは何?」と子どもの想像豊かな世界に入ってあげるのが大切だと思った。

★子どもの創造する力、工夫する力、主体性を育てやすいおもちゃの特徴は、子どもに「こう遊べ」と命令されないものや抽象度の高いもの

★子どもを育てる立場にある人はどんなおもちゃを与え、どんな遊びを促すか、乳幼児期ではとても大切。特におもちゃは抽象度の高いものをあたえる必要がある。遊びにおいても男女にとらわれない多様であるべきで「普通」にとらわれない。そして、乳幼児期の経験は将来に大きく関わってくる。という話から自分の中にある固定観念がたくさんひっくり返されました。自分が将来子育てをするとなったとき、本当にこんなことができるのかと不安になりましたが、今日の話を思い出し頑張りたい。

★子どもは自分たちも思いつかないような発想を持っているので、固定観念をおしつけるなど可能性を狭めるようなことをしてはいけない。

★想像力の発達とそれを助長する教育、阻害する教育につぃて深く考えることができました。今後の授業やこどもと接する機会に活かしていきたいと思う。

★様々なことの価値観、考え方において、強要や決めつけをすることは、自分や人の将来や道が閉ざされてしまうこともあるだろう。いろいろな観点から物事を捉えることが大切だと思った。また、人から教わったことを鵜吞みにするのではなく、自分にとって何が必要か不要かを考え、実行するということをこれから大事にしていこうと思った。

★以前、職業体験で幼稚園に行きました。その時は園児たちと仲良く遊ぶこと、危険から守ること、学びのお手伝いなど意識してお手伝いをしました。今回このお話を聞いて乳幼児期がいかに将来にとって大切か良い鵜分かったので、新たな視点でもう一度やってみたいと思いました。

★「積み木」を通してどんな構造になるか想像しながら多くのことを学んでいたことに驚いた。そして乳幼児期のこどもたちは豊かな創造力を生かして、どう遊ぶか、どう使うかを主体的に考えていたことに感心した。

★こどもの世界と大人の世界は全く違うものなのだと感じた。子どもの想像力は大人の数倍もあり、大人は現実世界の概念に当てはめてこどもの行動を見てはいけないことがわかった。思ったより子どもと関わるのは大変で、「適切な対応」と一言では言い表わすようなものではないと思った。

★男女のこと、子どものこと、成長について、今まで想像していた以上に奥が深く、おんぶひもやハイハイの話など初めて聞いたことばかりでした。今思うとたくさん恵まれて過ごしてきたと思うので両親にしっかりお礼を言おうと思いました。

★このおもちゃからどんなものを作り出せるか、どんな遊び方ができるか、それを決められていない方が想像力を育てることができる。よって、私たち中学生も指示されたことをやっているだけでなく、主体的に学びを得ようとすることによって、より深い学びを得ることができる!

★乳幼児期から、自分を大切にする教育をすることで成長しても個性を尊重できるようになる。世の中も男らしさ、女らしさからその人らしさを重視する姿勢になってきている。子どもに遊びたいおもちゃで年齢や性別、発達の速度を気にせずに遊ばせるべきだ。

★ごっこ遊びをしているこどもに「これは○○だよね」と声を掛けるのはよくなく、どんなものなのか相手から引き出してイメージを伝えてもらうことが大切。これから先、幼いこどもと触れ合う機会があったらその子にとってどのように声掛けし、関わっていけばよいのか参考になりました。

★子どもたちに対する関わり方が良くわかりました。子どもたちがのびのびと想像力豊かになるために何かを強制することなく、周りの人が良い環境を作ってあげることが大切だと思いました。


当日の会場の模様は、以下を参照ください。

http://www.youtube.com/watch?v=_si3vMm6Zx4

今年度は新型コロナの影響で規模を縮小しての職業講話開催となりましたが、来年度は従来通りの開催を予定しています。

会員各位のご協力をお願いします。

このページの先頭へ


2021210日水曜日に母校視聴覚教室で同窓会ボランティアの遠藤真司様と小川晶様が中3の希望者に対して職業講話をしてくださいました。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が延長されて開催が心配されましたが、学校の判断で無事に行うことができました。

 

遠藤様は高校26期で、会社勤めをしながら通信教育で教員免許をとられて小学校の先生に、副校長、校長を経験されて、現在は早稲田大学教職大学院教育学研究科客員教授をされています。「未来に向かって~自分のよさを見つめて~」という表題で自分の得意なこと、好きなことに糸口があるという講演をしていただきました。

 

小川晶様は高校44期で、練馬区の保育園に15年務めた後、博士号をとられて、現在は植草学園大学発達教育学部の准教授をされています。「一生ものを育てる」というタイトルで幼児教育の重要性についてお話をしていただきました。

 


 *講話の内容、受講生の感想については、本年度会報で紹介をさせて頂きます。

いずみ会人材バンクは今年度は活動の機会がありませんでしたが、ひとつ行うことができました。会員の方々のご経験は在校生にとって貴重な情報になります。
ご協力をお願いします。

このページの先頭へ


90歳を前にされた高校2期卒業の甘利英一様から貴重な投稿をいただきました。

甘利様は、永らく小児歯科医として、また、大学で研究に携わる傍ら多くの歯科医師を育てられてきました。
今回は、「小児の発育と神経」の標題で、また、新型コロナウイルスと味覚障害との関連性についてもお聞かせいただきます。


  小児の頭 発育   頭の発育と神経の解剖生理学の点から
        
   甘利 英一  高校2期 89歳
           岩手医科大学 名誉教授
           歯学部口腔保健育成学講座(小児歯科学・障害者歯科学


 私が大学(東京医科歯科大)を卒業した昭和32年当時、全国の歯科大学が6校で、歯科の患者さんが大変に待たされ、報道機関で騒がれた時でした。小児歯科の講座もありませんでした。 医科歯科大には、GHQ命令により半講座で出来たばかりでした。

 私は小児歯科の専攻生で。無給でした。その後、東北大医学部歯科口腔外科の助手、母校の小児歯科、岩手医科大歯学部小児歯科(主任)にと移動し、研究、学生教育に従事してまいりました。

 本論のヒトの頭の発育について、簡単に触れますと、子供の頭の外形は丸の真ん中に両目があり、成長するに従い縦に細長く、大人の目は上三分の一に位置するようになります。

      図1A 新生児          図1B【顔の黄金分割】      
        
                    あごの先から鼻の下、鼻の下から眉毛の下、
                        眉毛の下から顔の一番上までが、ちょうど
                    同じ長さに等分されている


 
 頭の骨(頭蓋)は、脳が納まる脳頭蓋と顔を形成する顔面頭蓋とで形創ります。脳頭蓋は頭蓋冠、脳頭底で、顔面頭蓋は上顎骨、下顎骨、頬骨、口骸骨と舌骨などの骨で出来ています。その顔の高さ深さ(奥ゆき)の成長は、其々高さが4回(生後3週間~6カ月、2.64歳、811.5歳、11~15歳)、幅が3回(生後3週~6カ月、57歳、811.5歳)と深さが3回(23歳、57歳、1113歳)であり、脳は6歳頃までに9割かた発育し、学校教育に対応できるようになります。

骨格の発育は、遺伝と環境に支配され、縫合部(上顎の)と膜性骨(結合部)、軟骨性(下顎関節頭 軟骨化骨)の発育によります。上顎の発育は脳神経と脳頭蓋底とに関係します。


 図2    乳児から成人にいたる顔面の正常な成長。頭蓋基底平面およびフランクフルトと眼窩平面に対して、顔面が下方前方に成長していくのに注意。フランクフルト平面は外耳道の上縁と骨眼窩の下縁を結んだものである。眼窩平面は眼点でフランクフルト平面と直角をなす平面である。
(側面X線写真から)
     

  
    
  体の成長と神経

中学、高等教育で履修したと思いますが、ヒトは約60兆個の細胞で構成されています。精子と卵子の結合で、分裂、増殖して、組織分化、形態分化があって、臓器、身体ができ、成長は頭部から抹消(手、足)にと進みます。 頭の発育と関連して、周囲を感じるアンテナとして健康かつ安全に生活するには絶えず周囲の環境状況を感知しなければなりません。そのためには、聴覚、視覚、嗅覚、味覚などの感覚器で知った情報を総合的に脳細胞の神経回路で判断して、ふさわしい行動を指示しなければなりません。

 

ところで、近年、世界的に蔓延している新型コロナ(太陽の炎)ウイルス(ラテン語で濾過装置を透過する菌)〔COVID-19〕で、味覚と臭覚に異常が生じることが言われていますが、これは、味覚と臭覚の神経細胞の回路が脳の中で接続していることで、また唾液中のCOVID-19(ウイルス)が神経線維に添って進行することに関連している事によります。

 

最後に追加として、いずみ会の会員で岩手医科大学の歯学部を卒業し(教え子)、東京都の小児歯科医会の先生が居られます。(高校22期 田中英一氏で、中野区江古田で田中歯科クリニックをされています。)

(注)甘利様には人材バンクに登録をいただきましたが、遠隔地にお住いのこと
   から、寄稿をお願いしました。
   本文中の図が一部不鮮明な点は、下記PDFにてご確認をお願いします。
        
甘利 英一様 寄稿 「小児の頭 発育」 .pdf

   

   
 

このページの先頭へ


コロナ禍で学校側と協議の結果、12月末までのイベントはありません。
職業講話、英語特別講座ともに1月以降にあるかもしれませんが未定です。

将来に備えて人材バンクへの登録をお願いします。
izumikai@v7までメール送信をしていただければと思います。
宜しくお願いします。

このページの先頭へ



昨年のいずみ会総会参加案内の中で学校社会人教育に対して人材バンクへの情報提供をお願いしたところ57名(前年は64名)の会員の方から情報をいただきました。現在人材バンク部では15の主要な職業経験や趣味にジャンルを分類して登録させていただいています。今回も記載内容を精査して各ジャンルに区分して、複数のジャンルに振分けさせて頂きました。そのジャンルは以下の内容で今回登録いただいた方々の登録人数を報告させていただきます。この結果をもとに、学校から社会人教育の要請があった場合に適切なジャンルから人選をさせていただいています。実施した教育講座の様子は、会報を通じてご案内していますので参考にして下さい。
今後は、会員間相互の交流を目的とし新しいサークル活動等の情報収集も行いたいと思います。人材バンク部に対してご意見、ご要望がありましたら「いずみ会窓口」(izumikai@v7.com)までご連絡ください。
人材バンクジャンル別人数.pdf

各ジャンルへの振分けは、個人の登録内容により重複して分類しています。
尚、登録いただいた個人情報は1年間のみの有効期限ですので、協力頂けるかたは毎年情報提供をお願いします。

このページの先頭へ


いずみ会の活動に新たに「人材バンク部」を設立致しました。
活動内容は、大きく分けて『母校のキャリア教育などへの支援のための人材の発掘、登録』および『いずみ会のサークル活動の講師、リーダーなどの発掘、登録』です。様々な分野で活躍している卒業生について、豊富な社会経験をいずみ会活動や母校の支援に生かして生けるよう是非皆さまの登録や紹介をお待ちします。


このページの先頭へ