いずみ会は、旧都立大泉中学校・都立大泉高等学校の卒業生で構成される同窓会組織です

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前回は、比田井さんが小学生の頃に憧れを抱いたノーベル賞受賞者、小柴昌俊さんの想い出を綴っていただきました。

今回は、信州での高校教員時代での話題に戻ります。

高校の進路担当として生徒の卒業後の就職への思いに応えてきた経験を通して、仕事に対する「誇り」が「ゆい」の活動にも通じていくことを語っていただきます。 

  

   寄稿 大泉の学窓から信州へ その13

        ”誇りを持ち勤しむ人々が育てる「ゆい」の巻”

              高校25期 比田井(近藤)愼爾

 

 高校生の就労体験を受け入れてくださる事業主は少数でした。

私が2020~23年に勤務した高校でこの業務を一部担当し、私自身も苦労しました。希望就労先がはっきり定まらない高校生が多い中、ある高校生が「自衛隊を知りたい」と発言し、私はどんな就労体験を希望しているのか生徒に尋ね、その内容なら「陸上自衛隊が該当しそうだな…」と判断し、自衛隊地域事務所と連絡をとりました。自衛隊を志願した高校生は2019年19号台風被害(資料 AN)を間近に見て、災害復興や救助活動に関心を持ったとのこと。19号台風当時、大手マスコミ報道では長野市近辺の水害や福島県被災を重点に報道、一方別のメディアは、都市部で「あの八ツ場ダム」が機能し大災害を食い止めたと報道。全国で防災議論が沸騰した時代でした。

 5年前すでに若者たちは社会の新しい動きに気づいていました。大手メディアが語る真理は「前時代型」…つまり、若者は前時代を真似するだけでは災害や国際情勢に正しく対応できない。こうした背景のもとで自衛隊を希望した高校生は私に新たな時代を示してくれました。この高校生は卒業後民間会社で重機操作を学び、2026年5月時点でも入隊を志願中です。私は自衛官志願を奨励しているのではありません。人にはそれぞれ適性があるからです。適性を判断する上で自衛隊は貴重な存在です。自衛隊には殆どの職業が集約されているからです。

 

 2024.4.20 松本自衛隊祭での災害用重機操作展示  展示油圧ショベル 性能・諸元


 このように高校生が就労体験を考える場合、何かを具体的に調べないと学習が進みません。例えばよくある志願で「子供と遊んでいて就労体験になるなら楽しそう」と言いだし、保育士体験を希望…などもあります。私の見極めで「本気で保育士を志願しているのではない」と判断し、この高校生を説得し軌道修正を勧めました。実は保育士として勤務する自衛官さんはおられます。そんな実態は保育士体験希望高校生に案内しません。大切なのは適性だからです。志願があれば適性があると見て良いと私も思います。ところが教師は授業姿勢から、ある程度適性を見つけてしまうこともあります。例えば前述災害救助志願の高校生は、その後自衛官の本来の仕事は国防にあり、災害救助を志願するなら別の就職を希望すべき、と気づいています。しかし、就労体験を通して消防と自衛隊の違いを研究し、2026年現在も自衛官を志願しています。側から見ていた私の感想ではありますが、自衛隊志願の若者は、誇りを持って勤務する自衛官さんを見て、心を打たれているのであろう、と感じています。

 あなたが「ゆい」の後継者を待つ人であれば、笑顔に加えて「誇り」をもってください。その表情を見て若者はあなたに続くに違いない、私はそう感じています。皆さんはいかがですか?

 

佐久市で初めていちご狩り事業を始められた井上農園(資料 AO)の社長さんは、自ら高校の非常勤講師も務めてくださっていました。若い人の面倒をみるのはなかなか大変です。若者が地域から離れることが問題なら、是非就労体験を育ててください。適性をみるのはもちろん、適性を養ってあげてほしい、それが私の願いです。次は笑顔、誇り、そして何を求めるか語りたいと思います。

 

 資料AN:2019年19号台風

     22019年10月12日に日本に上陸、東日本に大雨をもたらし死者100人を超

     す甚大被害を引き起した、「令和元年東日本台風』と命名されている

  2019年「令和元年東日本台風」台風19号(長野/東京)|災害|NHKアーカイブス

  3.台風第19号等に伴う被害と対応 | 令和元年版消防白書| 総務省消防庁

 資料AO : 井上農園

    井上隆太朗,株式会社井上寅雄農園 | The Focus

 

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いずみアルバトロス会第13回ゴルフ大会は残暑の残る秋から一転して寒さの感じられる10月29日(木)に開催されました。参加者は14期2名、17期3名、22期2名、24期7名、32期2名の計16名(内;女性2名、初参加1名)の皆さんでした。ゴルフコースは前回優勝者の24期笠間さんにお手伝いいただき川越カントリークラブでの開催となりました。今回のコンペ参加者全員の平均スコアはグロス118で、今までの会におけるコンペ平均スコアで最高となる最難関コースでのプレーとなりました。その結果、参加者の中で最若手の32期の金津さんが初優勝となりました。

次回14回大会は来年4月22日(木)金津さん幹事のもとに開催する事が確認されました。尚、会に参加を希望される方はいずみ会アドレス(info123@izumikai.com)からの連絡をお待ちしています。


大会参加者



大串会長から優勝者へのトロフィー贈呈


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母校華道部で永く指導を続けられている高校40期 塩田光昌(照)さんが、10月21日から26日の間日本橋高島屋で開催された第107回 草月いけばな展「いける、生きる」に作品を出展され、高評を得ていました。
  
   いけばな展 開催パンフレット    勅使河原茜 草月流家元 の主点作品

塩田さんの作品は、ガラス花器の中で優雅にゆったりと泳ぎ回る細い緑の「葉蘭(ハラン)」。
会場内に意匠を凝らした大きな作品が多く並ぶ中、小ぶりながら唯一「動き」のある作品の前では、多くの来客が足を止めて作品の動きに目を凝らしていました。
24日(土)には高松宮久子妃殿下が来場されて作品を鑑賞される中、この作品の前で足を止められ、草月流家元から作者として塩田さんが紹介されたとのこと。静かに優雅に舞うごく作品に対して「古民家の座敷で目に前に飾れば、瞑想に耽ることができそう」との感想を漏らされた由…。
会場の騒がしさの中で静寂を感じる作品は、将に妃殿下の感想のイメージそのものでした。
因みに、葉蘭は、今ではプラスチックの「バラン」に代わられてしまったものの、殺菌作用も有する天然素材、器の中で優雅に揺れる姿には清涼感も感じられます。
       
  
           塩田さんの作品 「動くいけ花」   花器の中で泳ぐ「葉蘭の葉」 

会場には在校時代共に華道部で作品を競い合った同級生2人が来場され、今回の作品を見ながら学生時代の想い出に花を咲かせていました。

台風30号の北上で雨降りの鬱陶しい日曜日、ガラスの器の中でゆらゆら優雅に泳ぎ回る緑の葉蘭、ゆったりと落着いた気持ちで会場を後にしました。

(ご案内)
塩田さんのご厚意で、11月21日(土)に開催されるいずみ会総会の会場で、本作品を展示していただくことになりました。
総会会場で、「動くいけ花」ゆっくりご覧ください。






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高校40期塩田光昌(照)さんが指導をされている、母校の日本文化部華道班の皆さんから10月の花の作品が届きました。
10月は中間テストの月、まっすぐ上に伸びたエニシダはテストを終えてホッとした気持ちが表れている様です。

今回は中学三年生、仲良し二人組の作品。
草月テキスト3-5 直線の構成。
花型法の勉強を卒業し、愈々自由な創作活動に向けての練習作品です。
まだ遠慮しがちではありますが、表現したいことをしっかり見せることを指導しています。(塩田さん評)

    
     (花材)エニシダ、モンステラ、透かし百合、孔雀草
  

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毎年恒例となっている、高校18期渡部暢康さんの漆工芸展が、10月28日(水)から始まりました。
会場は日本橋浜町の好文画廊、人形町・甘酒横丁近く、今年も多くの作品が並びました。
渡部さんの作品、輪島の伝統的な技術を基に木ばかりでなく多様な材に漆を塗り重ねることにも特徴がありますが、今回の展示品には特に自ら焼き上げた花器に目が引かれました。
会場には開催初日から多くの大泉の同期生が訪れ、さながら同期会のように旧交を温めていました。
会期は11月1日(日)まで、秋日和の一日を東京の下町散策を兼ねて会場に足を運ばれては如何でしょうか?
会場では、見ていて心が和む作品に囲まれた渡部さん、大泉高校卒業生たちがお待ちしています。

  会期 10月28日(水)~11月1日(日)
      10:30~18:00(最終日は17:00まで)
  会場 好文画廊 中央区日本橋浜町2-24-1
      (最寄り駅) 都営新宿線・浜町、半蔵門線・水天宮前、日比谷線・人形町 
                 アクセス | 好文画廊     
          
  
  

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前回まで、信州諏訪で腹話術での地域活動、また、古くから伝わる諏訪おんばしら祭の

地域との関連について体験談を綴っていただきました。

今回は「閑話休題」比田井さんが小学校時代の想い出を通して、「ゆい」への参加を語り掛けます。


   寄稿 大泉の学窓から信州へ その12

        ”町のおじさん、小柴昌俊さんの笑顔の巻”

              高校25期 比田井(近藤)愼爾


*1960年代の東京都北多摩郡田無町(資料AI)

 私は小学2年頃より札幌から田無町の谷戸小学校(資料AJ)に転校。ここで楽しみになった情景があります。

小学生通用門近くを笑顔で出勤するおじさんを眺め、思わず私も笑顔になりました。そのおじさんは杖をつきながら歩くし、様子を見ると「どこか痛いのかな?」と思える歩き方でした。でも、おじさんは毎朝笑顔で元気に出勤していました。「僕も大人になったら、あんなおじさんみたいな笑顔の人になりたいな。」とその頃は思っていたはずなのに、何10年も忘れていました。

     

       西東京市立 谷戸小学校 正門

 

**2002年小柴昌俊氏(資料AK)、ノーベル物理学賞受賞

 小柴先生がテレビに出まくりました。当時私は高校で理科の教師だったので、受賞内容などの解説をテレビで見て「高校生にどう解説するか」と考えてばかりいました。ノーベル賞発表から数週間、歩く小柴先生を映像で見た私は思い出しました。

「あ!あの笑顔のおじさんだ!」

 実は田無町立(現西東京市)谷戸小学校は、原子核研究所隣(資料AL)、東京大学付属農場の一角を譲っていただき、急増する団地の子供の為新設された学校です。私も団地の子供でした。隣は東大の原子核研究所。現在研究所跡は「いこいの森公園」になり、原子核研究の場であった事は案内されていません。およそ40年間、私は小柴先生を忘れていました。でも、心の中にはいつも「あの笑顔」が刻まれていました。

 そこで皆さんにお願いします。今からでも遅くありません、いつも小柴先生の様な笑顔で歩いてください。そうすればあなたの地域も笑顔で溢れるにちがいありません。私は笑顔と言っても下品な笑顔で、小柴先生にはとても及びません。でも「人生に絶望したような表情」で歩いているのではありません。だからあなたの「にこやかさ」が若者を育てる、と私は確信しています。

  

    元 東大原子核研究所正門         現 西東京いこいの森公園


***2020年、年末の読売新聞一面 

 読売新聞一面の左上には、たいてい誰かの顔写真が印刷されます。ある朝懐かしい小柴先生の笑顔を見つけ「小柴先生、どっかで講演か演説でもなさったの?」と私は注目。残念ながらご逝去通報。私が70歳に近いのだから、それはそうだよ。

*** 2025年、9月の奈良林直先生(資料AM)

 ミュー粒子をドラム缶で加熱すると増殖して放射性物質を無害化できた、として全世界は驚愕したと私は感じています。調べると奈良林先生の年齢は私と数年違い。小柴先生の笑顔を幼少期どこかで見たか、学生時代のどこかで小柴先生と接点がありそうです。私は下品な笑顔の「単なるおじさん」ですが、奈良林先生は世界に笑顔をもたらしたに違いない。私はそう確信します。

 「まさか、そんな方法があったのか!」と驚いたのは私だけでしょうか。Youtubeなどの動画で奈良林先生を見るだけですが、高校で理科を担当した一人として、日本の原子核研究にかけ声をかけたいものです。「いよ~!世界一!」

 あなたも地域で楽器演奏や滑稽を演じ「いよ~!日本一!」という、わざとらしい賞賛をまきおこしてください。もっと格好いいかけ声が欲しいなら、岡谷太鼓祭りで踊ってください。拍手と歓声がいつも湧き上がります。そんな地域の祭りを全国で復活させてください。その為に必要なのは会館やお金やパソコンではありません。あなたの笑顔だと私は思います。

 笑顔が新しい「ゆい」を構築していくと私は信じます。笑顔の大人が勤務している職場なら若者は立ち止まって見ます。その若者はあなたの「ゆい」に加わってくるかもしれません。 


 資料AI : 田無町 (現西東京市)経緯

        1889年 北多摩郡田無町に

        1967年 東京都田無市に                   

        2001年 保谷市と合併、現在の西東京市となる

 資料AJ : 谷戸小学校

        昭和29年、東京大学田無実習林の一部で開校

 西東京市緑町3-1-1 西武池袋線ひばりヶ丘駅より南にバス7分

         谷戸地区

        古くは鎌倉街道の宿場町として田無地区の中心地であったが、青梅

        街道の発展とと もに衰退、大正13年田無町駅(現ひばりヶ丘駅)

        開設で賑わいをとり戻した

 資料AK : 小柴昌俊教授(1926年~2020年)

         愛知県生、元東京大学教授、物理学者

        2002年、岐阜県神岡町のカミオカンデで、超新星爆発によって放出

                       された「ニュートリノ」の観測に成功したことでノーベル物理学賞 

                       受賞。ニュートリノ天文学を開拓した功労者とされる

         小柴昌俊|人物|NHKアーカイブス

 資料AL : 東京大学原子核研究所 (1995年開設、2000年閉鎖)

        戦後研究が禁止され停滞していた原子核素粒子研究を再開するために開設された施設。多くのノーベル賞受賞者がこの施設で研究を重ねていた。

         朝永信一郎博士(1965年)小柴昌俊博士(2002年)

         益川敏英博士(2008年)梶田隆章(2015年)

        1997年現在の高エネルギー加速器研究機構に統合され、跡地は「西東京いこいの森公園」として公開されている。

        西東京いこいの森公園と原子核研究所|西東京市INFORMATIONWEB

 資料AM : 奈良林直博士 現東京大学特任教授

         2025年、「ミオン粒子をドラム缶内反応器で加熱すると、ミオン粒子

         が増殖して放射能物質を無害化できる」との研究成果を発表して脚光

         を浴びたが、本発表には異論も多く呈されている。

        奈良林直×加藤康子◆放射性廃棄物の無害化に成功!Part1 核技術界に激震!!! 原発の未来に光!



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 大泉高校吹奏楽部OBバンドのPromenade Concertを開催しました。

 本年も10月11日に所沢市民会館Muse大ホールに於いてPromenade Concertを開催いた
しました。
OB・OGステージ60名、現役ステージ中学生高校生合計60名、合同演奏、アンコールと
進むにつれ、ステージの人数が増え最後は120名の大人数の演奏となりました。
コロナ禍での3年の中断後、2022年からコンサートを復活し、本年で5回目の開催とな
っております。
この間、顧問の先生方のご協力を戴き、現役との交流を積極的に進めてまいりまし
た。
毎年、現役ステージを設けるとともに、OBとの合同演奏を企画し毎年拡大してきてい
ます。 本年も後半のプログラム全体に現役の参加を戴き、より一体感を得ることができまし た。 現役のメンバーに楽しんでいただくとともに、毎年の卒業生の勧誘とOBバンドの若返 りに繋がっております。
なお来年も10月11日(月曜日祝日)午後に所沢市民会館Museの大ホールでの開催です。 OBOGと母校現役部員によるバラエティーに富んだプログラムを企画する予定です。 是非ご来場いただければと存じます。


 
          OBOG・現役 合同演奏ステージ
 

         プログラム 
Promenade Concert 2026.pdf



 

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都立大泉高校ラグビー部創部80周年記念

~OB試合・記念式典が開催されました~


2026年9月26日(土)、大泉高校ラグビー部創部80周年記念式典が開催されました。

式典の開催報告については、下記Pdfをご参照ください。


        大泉高校ラグビー部創部80周年報告.pdf

  


      


 

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比田井さんの連載、海外での演劇活動・研修の成果を携えて帰国されました。

今回は、地域共同体活動の原典ともいえる神事、諏訪地方に永年伝わる「おんばしら祭」への「ゆい」の関りについて紹介をしていただきます。


  寄稿 大泉の学窓から信州へ その11 

        ”諏訪 おんばしら祭への参画 の巻”

              高校25期 比田井(近藤)愼爾

 

 ロンドンの演劇活動の次は、私の移住先の信州諏訪を紹介します。

大泉高時代、私は地域共同体を知らずに卒業。大学時代はわずかな援農経験、八ヶ岳中央農業実践大学校で受けた講習中、少し耳にしただけ…で諏訪地方に移住し、地域共同体「ゆい」を間近に見るようになりました。

諏訪では日本でも有数の神事である「おんばしら祭(資料AD)」が1200年もの間、地元

共同活動の一環として継承されてきています。だから地域共同体「ゆい」の代表例と私は

感じています。一方、地域で日本のキリスト教徒たちは多宗教社会の中で、独特の工夫を

して地域社会の一員になって、およそ五百年を経ても、まだ百万人(人口の約1.1%)という信徒数を有しています。私も自分なりの工夫でいつも地域社会への融和を図ってきました。例えば諏訪大社小宮(こみや 資料AE)代表として寄付で訪問を受けた時です。

以下記録では代表と紹介しますが、近所の**さんとの対話です。

 

 代表 : ○○神社でございます。寄付のお願いで訪問しました

 私  : おんばしら…ですか、大変ですね

 代表 : そうなんですよ、田中さん(私の2番目の名字)

 私  : でも若い人がたくさん参加していて、移住者としては驚きです…

 代表 : そう言えば田中さんは、八ヶ岳の大学校の…

 私  : はい、元生徒、後に職員を4年勤めました

 代表 : その後、さんみ(三味)(資料AF)に勤めていたでしょ?

 私  : はい、お得意様から、三億円犯人に似ていると言われ苦労しました

 代表 : 三億円か!田中さんは誰かに似ていると思った…三億円犯人でしたかあ~

…  しばらく、世間話になり…

 私  : ところで**さん、もうちょっと安い寄付金のお札ってある?

  …持ってきた盆の下から**さんは安い札を出して…

 代表 : では、田中さんにはこちらの○△円の札で…

       他の方には内緒ですよ


 皆さんは私の真似をしないでください。こんな神さまへの捧げ物で値切るなど、地域で

暮らす人にはあってはならない行為です。長野県諏訪地方の皆さんにとって祭りは三度の

飯よりも大切だからです。そもそも異教の神に捧げ物をしてはいけません。しかも捧げ物

で値切る行為など、村八分行為です。ところが、信州のキリスト教徒たちは、およそ百数

十年地道に活動していて、地元諏訪大社の信者さんたちは、つぶさにキリスト教徒を見て

います。

そこで、もう一つ対話を紹介しておきます。日本キリスト教団上諏訪教会(資料AG)近所での対話です。

 

 私   : (立ち止まって)あっ、こんにちは、いつもお世話様です

 お爺様 : (腹話術人形を抱えた私に)あんたあ、長く教会に通ってるね

 私   : はい、相変わらず、馬鹿馬鹿しいことを続けています 

 お爺様 : いんや、おらほうの孫娘**が世話になっとるよ

 私   : あ~**ちゃんのお爺様でいらっしゃいましたか


 信州諏訪のキリスト教徒は、布教活動にあたって、無理はしません。あるときは強く押し、別の場面ではひきます。その積み重ねで現在の信州の教会はあり、プロテスタント教会なら、かなり人里離れた場所にも「なぜこの風景にキリスト教教会が?」という驚きを旅人に与えています。農村の「ゆい」に加えてほしい一員としてキリスト教信徒とその活動関係者もいます。

 人気娯楽映画にもこうした日本の風土は紹介されています。特に「寅次郎ハイビスカス(資料AH)」では、人里離れた重要な場面で、子供が歌う賛美歌が流れます。近くに教会が映写されています。日本の農耕地で、賛美歌が自然に流れています。…これこそ日本の地域なのではなかろうか…私はそう思います。こうして、日本のキリスト教徒は2026年時点で人口の1.1%となっています。

 私自身も高校時代は、聖書を読むぐらいで、キリスト教には無関心でした。地域共同体も日本に根付く宗教にも私は無関心でした。そう言えば、印象に残る大泉高校授業に「倫理」があります。しかし、大泉高で宗教を勧められた覚えもありません、地域共同体についても、忘れたのか、聞いて居ないのか、何も記憶に残っていません。だから私は、したたかに地域共同体と共存できたのかもしれません。皆さんは、練馬区東大泉で培った時代の教えから、今、何を実践しておられますか?是非、全国の地域共同体と交流していただきたく、原稿を起こしています。そして、今日からでも実行していただきい「私のお願い」が、その12から続きます。


 資料AD : おんばしら祭り   * https://onbashira.jp/

    (概要)

     7年に一度、遥か昔からこの諏訪の地で寅と申の年に執り行われる神事「式年

     造営御柱大祭」。宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に

     建てる一連の神事は通称「御柱祭」と呼ばれ、諏訪大社(すわたいしゃ)の

     中でも最大にして最も重要な神事とされています。1200年以上も連綿と受け

     継がれ、諏訪6市町村の氏子たちが奉仕する御柱祭は、諏訪の誇り高き伝統文

     化でもあります。

       * 下諏訪町無形文化財「綱渡りの木遣り」 保存会長の小松さん、伝承へ決意新た | 2016御柱祭

 資料AE : こみや

      諏訪大社御柱祭」は7年に一度の大祭、この他にも各地域では、氏神様

      や道祖神のお宮ごとに「小宮まつり」が行われている。

       * 御柱祭 小宮|地域|NHKアーカイブス

        * 諏訪人気質が支える小宮の御柱祭 | 御柱祭の氏子たち | 御柱祭 ONBASHIRA in SUWA

 資料AF :  諏訪市の三味(さんみ)

      原田商店の小売部門名2026年現在は食品製造卸売

      * 原田商店|はちみつ 手作りジャム かりん 無添加 信州グルメ|長野県

 資料AG :* 日本キリスト教団上諏訪教会

 資料AH : 寅次郎ハイビスカスの花男はつらいよ

         DVDコレクション 第50号 | ディアゴスティーニジャパン               

        


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高校40期・塩田光昌(照)さんが指導を続けられている母校華道部からは、季節に沿う作品を毎月いずみ会ホームページにお寄せいただいています。

この母校華道部の皆さんが、今年9月5日、6日に開催された母校文化祭で、日頃の練習の成果を発表されていました。
文化祭での全校テーマ「レトロ」に合わせて「時代を回想するいけばな」と題し、大正・昭和・平成・令和、更に、未来のイメージを10の作品で表現しています。
展示はいつも授業が行われている教室、作品は黒板や窓のカーテンの前に置かれていることで写真では十分に作品の良さを伝えられず残念ですが、母校後輩たちの力作をお楽しみください。

 「時代を回想するいけばな」  日本文化部華道班
    一連の作品は、華道班の生徒一人ひとりが心を込めて活けました。
    大正から令和、そして未来へ---、それぞれの時代をテーマに、班員が自分
    自身の感性で表現しています。
    作品と時代背景との関わりや、使用した花材について紹介した
    解説キャプションも是非ご覧ください。
    時代の移り変わりとともに、いけ花の世界をお楽しみください。
     
    
   
      
 作品は、各時代毎に展示され、花器タイトルのキャプションが付記されています。
    第1章 大正   ~古代日本文化と外国文化の融合~
    第2章 昭和初期 ~前衛モダニズムと大正ロマンの余韻~
    第3賞 昭和中期 ~高度経済成長とエネルギーの爆発~
    第4章 昭和後期 ~レトロポップと日常の輝き~
    第5章 昭和後期 ~プラザ合意と華やかに沸き立つバブルの象徴~
    第6章 平成初期 ~新しい時代への期待と変わる社会~
    第7章 平成中期 ~震災を経て芽生えた希望~
    第8章 平成後期 ~…の復興と未来へ向かう希望~
    第9章 令和   ~つなが・・・・・・・する世界~
      最終章 未来   ~進化する社会と未来へ向かう希望~

  作品とキャプションの組合せについては、花器PDFをご覧ください。
    
  




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