いずみ会は、旧都立大泉中学校・都立大泉高等学校の卒業生で構成される同窓会組織です

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                      高校23期、ラグビー部OB

                               中村敏夫


去る9月13日(土)、東大阪の花園ラグビー場で「10校ラグビーフェスティバル」秋季大会があり、参加しました。


「10校ラグビーフェスティバル」は当初、東京の都立高校10校のラグビー部OBが始めた大会ですが、東京以外の高校からも参加希望が相次ぎ、現在は北海道から九州まで全国の公立高校ラグビー部が35校ほど加盟しており春季大会と秋季大会の年2回開催されています。

 

2025年は札幌月寒ラグビー場で春季大会が開かれ、秋季大会はラグビーの聖地、花園ラグビー場での開催となりました。今回の秋季花園大会では大泉も幹事校の1つとなりました。

 

  

今大会への参加エントリーは27校、300人ほどが参加し、65歳以上の「グランドシニア」、56~64歳の「シニア」、45~55歳の「シニアミドル」、28~44歳の「ミドルヤング」、28歳未満の「ヤング」と年齢別に5つのクラスに分けられ、1試合14分の試合が7試合行われました。どの試合も熱戦で大盛況でした。

  

        参加者全員の集合写真(花園ラグビー場)

 

大泉高校からは以下の18名が参加しました。

「グランドシニア」 1名、中村敏夫(23期)

「シニア」     1名、頼本久和(38期)

「シニアミドル」  6名、川田靖(41期)西條庸(41期)田邊嗣朗(42期)

              新崎英之(42期)久渡建二郎(43期)清宮学(43期)

「ミドルヤング」  3名、長谷川司(67期)安藤賢太郎(67期)渡邊誠(67期)

「ヤング」     5名、高梨惠司(69期)平手利輝(69期)名倉享(武蔵OB)

              五十嵐隼人(69期)松本大地(71期)

「見学」      2名、大須賀誠(OB会長、25期)佐藤(69期) 


  

          試合前の大泉高校OB参加者

 

ちなみに大泉高校ラグビー部は来年創部80周年で、早稲田大学や日本代表の元監督だった日比野弘さんや一橋大学の元学長の杉山武彦さんら有名人のOBもおられ、ジャーナリストの池上彰さんも短期間ですが在籍してたそうです。


私の高校生活はラグビーが生活の中心だったような気がしますが、昭和46年に大泉高校を卒業して以降、ラグビーからは遠ざかっていました。就職後大阪勤務が長かったのですが、とあるきっけで、40歳前後に社会人チームに誘われ、関西のチームで2年ほどプレーしたことがあります。その後は、ラグビーはテレビ観戦中心でしたが、2019年のワールドカップ日本大会では年甲斐もなくワクワクしたのを覚えてます。兵庫県川西市に自宅を購入し、12年前に現役を定年退職し、古希も過ぎました。

今回の花園大会の連絡をいただいた際、地元では週3回テニスをしているので脚はまだ大丈夫かなとも思いつつラグビーはしてみたいけど、無理だろうなと悩みました。

それでも夢の花園でラグビーができる機会はもうないと思い、思い切って参加を申し込みました。


本大会を前に、北野高校vs天王寺高校の現役高校生による親善試合があり、その後、年長組から順番に試合を行いました。私はグランドシニアクラス(65歳以上)での参加で、試合時間の14分間、高校と同じポジションの6番(左フランカー)でフル出場させてもらいました。私の出場したグランドシニアチームは10校のOB22名による混成チームで、うち、小石川高校のOBが5人おり、小石川高校のユニフォームを着て試合をしました。
(70歳以上は黄色パンツということで、黄色パンツを新調、スパイクは新調せず、ゴルフシューズで参戦。)

   

       「グランドシニア」チーム 中列右から3人目が筆者


グランドシニアチームは予想以上に真剣で、試合前、初顔合わせもメンバーで、練習グランドで20分程練習(結構、たいへんでした)し、試合開始前には「勝ちにいくぞ」と気合を入れられました。元気な高齢者が沢山おられ刺激をもらいました。

ゴルフシューズで参加したことを少し、反省しました。

幸い、我チームは10-0(2トライ)で完勝し、個人的にも達成感がありました。

試合中、得点にもからむプレーもでき、試合終了間際、拾ったボールをタッチに蹴りだしたところで、試合終了のホイッスルでした。また、試合中、本気で3回も左肩でタックルをしてしまい、試合後、左手が痛くて上がらなくなってしまいました。帰宅後はビールが美味く、心地よい疲労感で良く眠れました。


後日、高梨惠司さん(69期)が「ヤング」チームの最優秀選手に選ばれたことを知り、後輩の活躍を誇らしくも思いました。


   

      「ヤング」チーム、       「シニアミドル」チーム             


何といっても古希を過ぎて、聖地、花園ラグビー場でプレーできたことは、生涯の想い出になりました。絨毯のような芝生で倒れても擦り傷などもできず、若いころ、こういう所でラグビーができてたらなと今更ながらに思いました。                       


今回は、福岡、修猷館高校ラグビー部の創部100周年記念を兼ねた大会ということで、関西在住の修猷館OBのご家族も沢山来られており、賑やかな大会でした。将来、また関西開催があれば、元気だったら、参加したいなと思います。

 

我々23期は今でも年に一度は集まって、同期会をしています。何十年経っても、仲間意識が残っており、高校生活のいい思い出になっています。現在、大泉ラグビー部は部員が集まらず、目下休部となっており、来年には廃部の危機を迎えています。これも時代かなと思いつつ、青春の思い出を失うような寂しい気持ちも感じてます。

尚、今大会では、清宮学さん(43期)が大泉高校の幹事をしてくれました。
たいへんお世話になりました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

          

          大須賀OB会長(25期)と筆者(右)


思い出の写真もお送りいただきました。

    

     23期卒業アルバムから         23期ラグビー部同期会

     前列左から2番目が筆者         2025年4月17日開催    


  本欄で掲載の写真は、次のファイルで詳細をご覧いただけます。

    「ラグビーフェスティバル」花園大会.zip



 

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