6年ほど前に同期の友人に誘われて、アコースティック・カフェのライブに行き
都留サウンドのファンに。
10年ほど前から韓国ドラマにはまり韓国語も学習していたので、アコースティック・
カフェの釜山公演に行ってきました。
24年6月15日、都留教博氏(28期)率いるヴァイオリン・チェロ・ピアノグループ「アコースティック・カフェ」の韓国釜山コンサートへ行ってきました。
ツル氏は韓国で大人気!と聞き韓国での公演をかねてより楽しみにしていました。釜山の市民会館に着くと1500人入る立派なホールが満席!!
第一部ではお馴染みの曲「ロンドンデリーの歌」「LongLongAgo」「Sabia」「Pavane」など。会場が広いためかヴァイオリンのみならずピアノ・チェロの音もマイクでひろいます。が、不思議なことにツル氏のヴァイオリンはマイクを通すとより透明感を増す響き!!
演奏が始まると美しい響きに会場では皆心癒されます。演奏と演奏の間ではツル氏が韓国語で自己紹介、メンバー紹介。「いかがでしたか?」と観客への問いかけや曲の解説もすべて一人で(韓国語で)こなして韓国ファンを喜ばせました。
第二部はギターとパーカッションが加わりポップな雰囲気でジブリの特集。「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」など宮崎駿アニメの曲が続きます。ジブリは韓国でも大人気、会場には子ども連れの家族やアニメファンと思われる20代~30代が多くみられました。
第2部の最後は「星をかった日」これは井上直久原作の絵本から宮崎駿が短編映画を作成。映画OSTの作曲・演奏をツル氏が手がけています。会場のスクリーンに原作の絵本が映し出され、OSTの生演奏。幻想的な絵に美しい音楽、ファンタジーの世界にすっかり引き込まれました。(釜山まで来て本当に良かった!)アンコールは大ヒット「ラストカーニバル」。曲紹介に歓声が上がります。
満席の会場が拍手で包まれ公演が終了しました。サイン会には長い長い列ができCDにサインしてもらい、片言の日本語?で話しかけたり、一緒に写真を撮ってもらったりするファンたち。
今年の公演は4月24日ソウルをスタート、韓国内8か所を巡りこの日が最終日でした。韓国中どこへ行っても絶大な人気のアコースティック・カフェ!その素晴らしさを実感した思い出に残る素敵な一日でした。
第2部のコンサートの様子 第2部スクリーンに 公演後のサイン会の様子
投影された絵本
☆ツルノリヒロ Norihiro Tsutu(作曲家・ヴァイオリニスト)
声楽を学んだ母より音楽の手ほどきを、詩人の父より文学の影響を受けて育つ。
1989年CBSソニーより『月を作った男』でデビュー。
ソロアルバムの他、映画・テレビなどの音楽も幅広く担当し、彼の音楽がメディアで
流れない日はないと言われ、アルバムリリースは30枚を超える。
2008年より毎年韓国で、ソロコンサート、及び、AcoustickCafeというグループを
率いコンサートツアーを行なう他、ボストンやニューヨーク、ドイツやタイ、フィン
ランドなどで公演をするなど、海外にもその活動の場を広げている。
☆ 都留さんの作品で、韓国で大ヒットの「ラストカーニバル」がYouTubeに掲載されて
います。ご興味のある方は 下記URLをご参照ください。